番外編! ベスト ライブ アルバム
PORTISHEAD 「PNYC LIVE IN NEW YORK」

無機と有機という二つの対照的な存在のあまりにも美しい完璧な融合。
「道」この1曲だけでも十分に聴く価値ありです。感動のあまり、なぜかヒザがガクガク震えたのは初めて。






Spiritualized「LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL」
ライブアルバムって先にスタジオ録音を聴いとかないと面白くない、というのが通説ですが、これはライブそのものが、コンセプトを持った一つの作品に仕上がっている凄い出来栄え。Spiritualized 未体験の方はこれから入ってもいいと思います。

THE BETA BAND 「THREE EP’S」
これも隠れた傑作!とてもしっかりした曲作りの中に、チラホラ見えるアホさ加減がいい!シドバレットやベックが好きな人ならもちろん気に入るはず。これはちゃんとしたアルバムではなくタイトル通り3枚のEPをそのまま1枚にしたものなのですが、
かっこいいので入れました。

BECK  「MUTATIONS」
前作の大傑作アルバム「Odelay」でNIRVANAという呪縛に囚われていたUSシーンを引っ繰り返し、一躍時代の寵児になった彼が、じゃこれで僕の役目は終わったんで好きにやらしてね、という言わんばかりに自分のルーツであるフォークを前面に押し出した今作。(ちょっと言いすぎかな?)
「odelay 2」を期待していた人は拍子抜けしたかもしれないですが、僕はこれが一番好きかも。このアルバムを飛ばしていた人は一度聴いた方がいいです。作曲センスの底なしの凄さに驚かされます。

ASIAN DUB FOUNDATION  「RAFI’S REVENGE」
レイジの出現により数々のフォロワーが登場してきたが、彼らが示した「闘争の音楽」というものを本当の意味で体現できているのはこのADFだけでしょう。「Buzzin'」「Free Satpal Ram」などかなりテンションが上がるトラック多し!だがすべて同じような調子が続くので終盤にはしんどくなってしまうのも事実。でも今もなお愛聴しているってことは、ロックには楽曲自体だけでは説明しきれない何かがあるってこと。

UNKLE  「PSYENCE FICTION」
多数の豪華アーティストをゲストに迎えた、思わずCDの値段を気にしてしまう今作。トムヨークとのコラボでは、まんまRADIOHEADって曲を提供し、リチャードアシュクロフトがヴォーカルをとる「lonely soul 」もストリングスを多用してほとんど彼のソロ作品のようなんですけどこれ...。なるほどラヴェルとシャドウがただ単に敬愛するアーティストと一緒に仕事がしたかっただけなんですね。他のDJ SHADOW の作品とはまた一味違ったな雰囲気。ひたすらロックファンを意識した曲作りが嬉しいです。

BOARDS OF CANADA 「Music Has The Right To Children」
今やもうWARPの看板アーティストの一つになった感のある、ボーズオブカナダです。
個人的にはこの次に出た「ジオガディ」の方が数段優れていると思うのですが、このアルバムで鳴らされている音も大好きなので載せました。宇宙人の子供が作ったような不思議なサウンドが妙に病みつきになります。ジョニーマーの最近のお気に入りに、GY!BEと共に挙げられています。

TORTOISE  「TNT」 
大好きなんです、彼ら。多分全アルバム選出してしまうかも。MOGWAIやLOW 、THE SEA  AND CAKEなど、いわゆるポストロックというジャンルに分類されている大多数のバンドが、リスナーが何気なく培ってきたロック的解釈でなんの違和感もなく聴くことができるのに対して、このトータスは少し頭の周波数を変えるというか、自分の持つロック的概念を捨てないとなかなかその音を掴めないです。(ただ単に僕の耳が悪いのかもしれませんが…。)そういう意味ではまさにポストロックといった言葉がピッタリあてはまるアーティストではないでしょうか。ジャンル越えのドラミングで名高いビリー・コブハムを髣髴させるジョンマッケンタイアのドラミングはやばいくらいにかっこいい。全く先が読めない曲展開にも脱帽です。

MERCURY REV 「DESERTER’S SONGS」
ため息が出るほど素晴らしく、そして優しい。夜寝るときに聴いたらほんとにそのままパジャマで外をふらふら歩いてしまいそうな、夢見心地で温かいサイケソング。深夜の静まりかえった遊園地、見捨てられた乗り物たちが勝手に動き出す。そんな風景が頭をよぎる。問答無用の必聴盤!

BELLE AND SEBASTIAN  「BOY WITH THE ARAB STRAP」
べルセバ改心の出来!彼らのベストは「私の中の悪魔」とどっちか迷いますが、やっぱり僕的にはこれかなあ。友人の営業マンに勧めたら即行で全アルバム買い揃えていました。彼の姿とこのジャケットが被ります。僕も何度このアルバムに救われたことか。これからもずっとずっと聴いてられるような、そんな年のとり方ができたらいいな。

MASSIVE  ATTACK  「MEZZANINE」
不穏なベースラインで始まる冒頭。音があっという間にその場を支配し、体中の細胞が蠢く。矛盾した表現で申し訳ないが、地中深くに引きずり込まれるような高揚感。それが最後の一音が終わるまで続くのだから、とてつもない不安感にも襲われる。ギターロックやダンスミュージックとはまた違った独特の浮遊感ただようグルーヴ感覚。ハマると抜け出せなくなります。

BEST ALBUM OF 1998